植物の声(春)

何もしゃべらない植物たちですが、色や形を変え春を知らせてくれています。

桜は少しピンク色をのぞかせています。あと何日かで満開になるでしょう。

写真では分かりにくいかもしれませんが、
史跡の丘の上にある山桜は満開です。


会館の植物たちも芽吹き始めています。
(アジサイ)(ヤマモモ)


史跡からの古道を案内する看板には鳥が一休み。
窓を開けっぱなしが気持ちよくなるころには、うぐいすの生演奏も聞こえてきます。
お客様に、これはBGMですか?と聞かれることがあります。
玄関脇にはイチゴの苗。もう少しすれば花が咲き実を着けてくれます。
先着順ですので、見つけた方からお口へどうぞ。

晴天の黙水さんウォーク3!

何日か前の天気予報では雨と出ていましたが、良い天気に恵まれ「黙水さんウォーク3」(主催:寒風ボランティア協議会・寒風陶芸会館)を開催することが出来ました。
今回のコースは、寒風で作られた須恵器を都に運ぶ際、当時の陶工が海まで歩いたかもしれない古道を歩くコースです。
途中、寒風作家協議会会員の松川広己さんの大土井窯を見学。窯を作る際、地中から多くの須恵器片が出てきたそうです。
寒風古窯跡群から少し奥にある切明窯跡に近く、このあたり一帯が須恵器の一大生産地だったことがうかがえます。

海への道を歩いていくと、牛窓町長浜の粟利郷地区に出ます。当時この辺りは海だったので、海路を使う運搬に便利な港だったようです。地域にある天神社は鳥居が海に向いており、当時の陶工も船の無事を祈ってお参りしてから、須恵器を積み込んだのかもしれません。この地域にある岡山県指定重要無形文化財「粟利郷太刀踊り」は1300年前から脈々と今も続いているお祭りだそうです。
時間の流れがなんだかすごい!続けて繋いでいくってことはそんなに簡単なことではないと思います。この地域の方たちの、歴史・文化を引き継いで行こうという力を感じまた。


車社会に身を置いた生活ではなかなか当時の生活の様子は想像しにくいですが、こうして歩いてみると感覚的に当時の様子を想像出来ます。1300年前だなんてはるか昔ですが、はるか昔を想像しながらの気持ちの良いウォーキングで、迷子も出ず無事帰ることが出来ました。参加いただいた皆様、ありがとうございました!

「須恵器窯再現・焼成プロジェクト」最終

季節は巡り、春の声が聞こえてくる今日この頃。
このプロジェクトに取り掛かったのは残暑厳しい9月初め。
外の作業をしているとくらくらするような暑さの中、窯づくりを進めてきました。
窯が完成し、窯を乾かし空焚きをし、作品作りを進めて2月初旬に窯詰め。
2月中旬の寒い時期に窯焚きをし、先日窯出しを迎えることが出来ました。

興味を持って協力してくださった皆さんのおかげで、やっとここまで来ました。
窯出しを終え、いくつかの課題を示す結果もあり、当時の人たちも試行錯誤しながら窯焚きに臨んだのでは、
という想像が働く事に。

個人でモノづくりに取り組む事とは少し違った、地域の皆さんと地域の歴史や文化を思いながら取り組んだ今回のプロジェクトの作品展示が今日から始まっています。ぜひ足を運んでご覧いただけたらうれしいです。
展示期間最終日は講演会があります、こちらもよろしくお願いします。

●須恵器窯・窯出し作品展
平成29年3月1日(水)~5日(日) 9:00~17:00

●講演会「地形環境からみた寒風古窯跡群の須恵器生産」
平成29年3月5日(日)10:00~11:30
講師:山本悦世氏(岡山大学埋蔵文化財調査研究センター副センタ―長・教授)

 

 

 

ちょっと席を外しております。

ずっとずっと立ちっぱなしで三十数年、黙水さん、少し足が疲れました。
ちょっと席を外しており、中庭が少し寂しい様子。
黙水さんの陶像は休息をとっているところなので、皆さましばらくお待ち下さいね。
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「山ノ神遺跡」へ行ってきました!&講演会のお知らせ!

投稿が大変遅くなってしまいましたが、8月末に滋賀県大津市にある「山ノ神遺跡」へ、ボランティア協議会の方々と視察に行ってきました、
大津市瀬田地区は史跡や文化財が多く残っている地域で、「山ノ神遺跡」についてはこれまでの発掘調査により、窯跡四基とそれに伴う失敗品や灰などを捨てた灰原、土器生産の工房跡と考えられる竪穴建物や掘立柱建物などが発見されています。この窯跡の中に、焼成途中で窯の天井が崩壊したため、窯詰めの状態のまま鴟尾が四基が残された窯跡が発見されました。これは全国的にみても大変珍しく、貴重な資料と言われています。

今取り組んでいる須恵器窯の復元活動の参考にと、寒風メンバーで伺いました。復元活動に取り組む「瀬田文化振興会」の皆さんの取り組みを丁寧にご案内いただき、今後の活動の良い刺激になりました。

須恵器の生産地は日本各地、色々なところにありますが、鴟尾を比べてみても、その土地で作られたそれぞれの特徴があり、須恵器のお国自慢大会が出来そうです。
寒風陶芸会館は小さな施設ではありますが、須恵器を通して色々な須恵器生産地に住む方たちと、文化交流できることを夢見ています。
その一つとしてこのたび「山ノ神遺跡」を調査された学芸員さんを寒風陶芸会館にお招きして講演会を開催する運びとなりました。
寒風と比較しながら、大津の須恵器生産の歴史など面白いお話が聞けそうです、興味のある方はぜひぜひ!!!

演目 「鴟尾がとりもつ縁~大津山ノ神遺跡と寒風の須恵器~」
日時 平成28年11月27日(日)13:30~15:00
定員 30名(要予約・資料準備のため)
講師 田 中 久 雄  氏(大津市教育委員会)
   馬 場 昌 一  氏(瀬戸内市教育委員会)
問い合わせ・申し込み

   寒風陶芸会館  0869-34-5680

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大窯作品展と大窯見学会

只今寒風陶芸会館では、全長85mの大窯で焼成された森陶岳先生の未公開作品を特別展示させていただいています。
また作品展観覧者対象に先着・要予約で大窯見学を行っております。

森陶岳先生が古備前の神髄を追求すべく挑戦した、未知の世界である窯全長85m、幅6m、高さ3m、半地下構造直炎式の大窯。平成27年1月に火が入り、107日間の焼成を終えられました。
会場では、大窯未公開作品13点を展示するとともに、先生のこれまでの取り組みを紹介する記録映像を公開しています。また、ご多忙中にもかかわらずご厚意により、土・日・祝日には大窯の見学会を開催させていただく運びとなり、先生のご協力に深く感謝いたします。

悪天候にもかかわらず、本日も沢山の方に参加いただきました。
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古備前を追求し超えようとする森陶岳先生の取り組みを通じて、備前焼のルーツを探ると共に、地域歴史文化の魅力と、大窯が生み出した作品の奥に潜む何かを感じていただければ幸いです。

<問い合わせ先>寒風陶芸会館
http://www.sabukaze.com/event/287.html

寒風須恵器窯の再現・焼成プロジェクト始動!

国指定史跡・寒風古窯跡群には、窯跡が何基か確認されています。
しかし当時の窯は土を盛っただけの窯なので、現存するものはありません。
調査され、確認されてはいますが、史跡一帯には見える状態の窯は無く、「ここに窯がありました。」の看板があるだけ。
来館いただいて、発掘品を見ていただいても、当時の窯の様子はお客様の想像力に頼っています。
そこで、「須恵器の窯が再現出来たらなー」「須恵器が焼けたらなー」という思いを形にするため、動き出したプロジェクト。

史跡の中に窯は作れませんので、限られた選択肢の場所で出来る形を模索し、
寒風ボランティア協議会、寒風作家協議会有志により9月に入って進み始めました。

本当にここで出来るのか?と確認のための試掘日が9月1日(木)でした。
「試掘」からそのまま「荒堀」まで進みました。
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これなら大丈夫!ということで9月6日(火)には「窯床づくり」。
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9月7日(水)には「窯床たたき締め」と「竹切り」の作業。
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須恵器が焼かれていた当時はまだ竹が日本には入ってきていなかったようですが、
今回は竹を使って窯体の骨組みを作っていきます。
9月11日(日)には竹組がだいぶ進み、窯体がイメージ出来るところまで来ました。
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出来るだけ多くの方に窯の再現、焼成等に関わっていただきたいので、気になる方はぜひ覗いてください!
お手伝い大歓迎です!!

作業日程はまた発表します。
よろしくお願い致します。(^o^)丿

中庭で野焼きの日

8月に参加いただきました、埴輪づくりの作品を9月11日(日)に、寒風陶芸会館の中庭で野焼きしました。
岡山県陶芸同好会の皆さんたちが燃料の木など準備してくださり、焼成して下さいました。
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9月になり、涼しくなったとはいえ、まだまだ暑い。
9時頃には火が入り、燃えろよ燃えろのキャンプファイヤーみたいです。
焚いてる人も暑いけれど、火の中にいる埴輪たちも熱さに耐え、見事無事焼き上がりました。

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須恵器以前の焼成方法「野焼き」はとてもシンプルで原始的です。
良い色に焼けた埴輪たちは「岡山県天神山プラザ」にて、岡山県陶芸同好会の皆さんの作品と共に展示されます。
是非見に行ってください。

「第37回 岡山県陶芸同好会展」
*おかやま県民文化祭、岡山市芸術祭参加事業

とき:平成28年10月11日(火)~16日(日)
午前10時~午後5時 *入場は午後4時30分迄
(最終日は午後2時30分迄)

ところ:岡山県天神山プラザ第3展示室
(岡山市北区天神町8-54)

主催:岡山県陶芸同好会

後援:岡山県 岡山県教育委員会
岡山市 岡山市教育委員会
山陽新聞