カテゴリー: 総合案内
今日は「須恵器ガイドと同心円紋の時計づくり」です。
中央公民館の馬場館長に須恵器のガイドをしていただきました。
1400年ほど前にこのあたりで作られていた須恵器について、
わかりやすく解説いただき、頭の中を少しタイムトリップ!
造形美と科学技術を感じる須恵器の素敵な時間でした。
ガイド終了後は現代の陶工として、寒風周辺でとれた土を使って時計版の制作です。
須恵器の甕の内側についている文様を表にした時計版は、なんだかとてもきれいです。
当時は表には出ない模様だったので、意匠としての模様ではないのですが、
当時の陶工たちも「きれいだな~」なんて思っていたかもしれません。
素敵な時計ができました!
1400年前の陶工に見てもらったら、「いいね!」って言ってもらえるかもしれませんね!
*次回は8月1日(土)10:00~ まだ余裕がありますので前日まで申し込みお待ちしてます!!
http://www.sabukaze.com/event/259.html
蒸し暑い中皆様いかがおすごしでしょうか?
本日は寒風作家協議会メンバーの髙見さまから展示会のお知らせがとどきましたのでご紹介します。
涼 うつわと小物たち
平成27年7月1日(水)~8日(水)※6日月曜は休館
場所:瀬戸内市立美術館3階展示室
詳細なお問い合わせは ぎゃらりーぶる~れの高見さままでご確認ください!
高見さんのご紹介は当HPの作家協議会のところからみれます!
前回作った植木鉢が焼き上がり、今日は参加者制作のオリジナル植木鉢に、植物を植えます!
瀬戸内市邑久町大富にあるグリーンショップ「Moss Green」甲矢遥菜さんのご指導で、
多肉植物とサボテンを植えていきます。
多肉用の土のこと、水やり、株分けや手入れの仕方など丁寧に説明いただき、
植える植物を選び、いざ!!寄せ植えへ!
自分で作った植木鉢に植物の生命力が加わると一段と愛着がわくようです。
どれも素晴らしく、素敵な作品に仕上がりました。
株分けで増えたら、また植木鉢つくりに来よう!と盛り上がりながら、楽しい時間を過ごしていただけたようです。
指導員としてもうれしい時間でした。
自分の作品に愛着を持つ、かわいがる、育てる。
生まれる作品が、体験いただく皆様の子供のようであってほしいと思っています。
参加いただいた皆様、ありがとうございました!
御協力いただいた「Moss Green」さんありがとうございました!
寒風陶芸まつり土日イベント寒風マルシェが開催中です!
雨を心配していましたが、なんとかこの土日は晴れそうですね~
是非皆さんお越しください~!
イベント詳細は当HP2015寒風陶芸まつりと黙水さんまつりからご覧ください!
陶芸家松川広己さんのロクロ実演も必見です!
雨の季節、皆様いかがお過ごしでしょうか~
今日は現在開催中の寒風陶芸まつりイベントのひとつチャリティーのご紹介をさせていただきます。
2015寒風陶芸まつりでは、「寒風子供陶芸ふれあい基金」というチャリティーコーナーを設けています。
このチャリティーは寒風作家協議会の方々から作品をご提供いただきその売上げ全額を子供たちが
瀬戸内市の財産である陶芸文化を学ぶための教育プログラムに活用させていただく形です。
このチャリティーは入札&即売形式で販売しておりますが、今日は入札の作品についてのご紹介です!
作品No.1 近藤正彦作 【備前広口花器】 (箱なし)
入札開始価格 ¥50,000~
作品No.2 高見博作 【彩泥花器】 (箱なし)
入札開始価格 ¥2,000~
希望価格 ¥10,000
作品No.3 宗髙健三作 【備前徳利】 (箱なし)
入札開始価格 ¥5,000~
希望価格 ¥8,500
作品No.4 松川広己作 【ヒツジのカップ】 (箱なし)
入札開始価格 ¥500~
の4点になります。皆様の参加をお待ちしております!
昨日はオリジナル植木鉢づくりの日でした。
通常、食器づくりの説明になると注意点があれこれあり、制約が出てくるのですが、口当たりも、手に持った時の重みも、表面の仕上げも、それほど気にしなくていい植木鉢づくりは、「自由に作っていただいてかまいません!」です。
しかし自由ほど難しいものはないということで、こうしてみましょう、という提案で、制作が進んでいきました。
手を動かし、土を触っていくにつれ形になっていきます。「自由にどうぞ!」と言われた時の困った様子はもうありません。
指導員として、説明やお手伝いをしていていつも思います。
丁寧に説明すればするほど、体験者の作るものの自由さがなくなっていきます。
注意点やポイントはあるのですが、細かいところが気になってしまい、楽しく制作することができにくい方がおられます。
でも、実際はそうでもなく、柔らかい相手(素材)なので表現の自由度は高く、「とにかくやってみなはれ!」な素材です。
頭の体操と思っていただければ、試行錯誤の時間の後はすっきりしたものになると思います。
本日の参加者のお一人は、最初何を作ったらいいかわからないご様子でしたが、途中から大好きな列車の植木鉢にすると決めました。
そこからは迷うことなく、列車植木鉢に向かってまっしぐらでした。
*植木鉢なので中に座席・つり革が作れない→それならこの列車に自分が乗ったことを想像したときつかまるものが必要→このあたりに柱を立てておこう→これなら乗った時安心だろう
というストーリができました。聞いていてとても楽しく、ご本人も楽しく作っておられました。
よかった。
次は焼き上がり後に、多肉植物のお客さんをたくさん乗せましょうね!
森陶岳氏の「寒風新大窯記録上映会・第一回見学会」を2月15日(日)に開催させていただきました。
先月の1月4日に火が入ってから約ひと月が経ちました。約3か月間、24時間焚き続けるという事ですので、気力、体力、集中力を保ち、温度管理をし続ける緊張感が現場にあふれていると感じます。そういう中、見学会を了承いただき、「寒風大窯世話人会」さまのご協力により、寒風陶芸会館主催で開催させていただけることに感謝いたします。
このような状況の中、4月初めごろまで焚かれる予定の窯焚き現場を見学させていただくということで、参加者の皆様には大変喜んでいただけました。記録映像を40分見ていただいき、このプロジェクトを成し遂げる思い(エネルギー)の強さを感じ、実際の現場を見学いただき、そのスケールの大きさに只々圧倒される事となりました。
今後の見学会の予定
第2回 3月15日(日) ・午前の部 10:00~ ・午後の部 14:00~
第3回 3月29日(日) ・午前の部 10:00~ ・午後の部 14:00~
*各部定員15名
参加費 1000円
申し込み・問い合わせ <寒風陶芸会館> 0869-34-5680