寒風タイルプロジェクトワークショップ開催!!

土づくりから準備を進めてきた寒風タイルプロジェクト。
たくさんの方々に参加いただき、たくさんの寒風タイルが出来ました!
今日までの参加者すでに約120名。ありがとうございます!

当日は「犬島ハウスプロジェクト」を進めておられる造形作家・川埜龍三さんもスタッフさんと来て下さいました。
館長から寒風の説明があり、川埜さんから「犬島ハウスプロジェクト」のお話を聞き、タイルづくりスタート!

寒風陶芸会館横には国の重要史跡である寒風古窯跡群がひろがっており、1300年から1400年前の須恵器という焼き物が出土しています。そんな昔々の焼き物が長い年月を経た今も私たちの目に触れ、調査研究されているということは、現在作ったタイルも、同じような年月を経て残るというわけです。こうした、腐らないという焼き物の特徴は研究者にとっては普遍的に得られる時代の資料であるようです。
皆さんの思いが詰まったタイルは未来へのタイムカプセルとなり、「犬島ハウスプロジェクト」の巨大作品の一部として恒久設置されますので、ずっとずっと犬を覆う作品として残ることになります。近い未来にも、自分のタイルとしてそこにあるという楽しみがありますし、もっと遠い遠い未来にも、もしや研究対象として発掘調査されるかもしれないという可能性があり、想像すると不思議な感覚にもなります。
なんだかロマンチックで壮大な話です。
 
皆さんに作っていただいた思いのこもったタイル、しっかり焼いて、きちんと犬島にお届けします!

犬島ハウスプロジェクト詳細→http://www.inujimahouseproject.com/

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