月別: 2016年3月
寒風陶芸会館からの新商品としてこちらの作品を制作中。
寒風の土に火襷を施し、施釉し、上絵付けした作品です。
使い勝手の良い食器として皆様に喜んでいただける様制作を進めております。
こちらは寒風作家協議会からのパッケージ商品として、酒器セット「四十八酒百器」の商品準備中です。
寒風陶芸会館周辺では多様な作家が作陶に励んでいます。
その多様な表現、多様な質感の酒器でお酒を飲み比べてみると、味の違いを感じることができます。
そんなお酒の味を器で楽しむことをお伝えするようなセットになります。
寒風古窯跡群は1400年ほど前に須恵器が焼かれていた場所です。
須恵器は釉薬を施さない焼き締めの陶器でありますが、表面には燃料である薪の灰が土の成分と反応し、一部溶けてガラス状に釉化したものがあります。焼き物の表現や技術の幅がぐっと広がる分岐点になる須恵器。
多様な表現の作品で一つのお酒を味わっていただきたく思います。
長船町にある備前福岡仲崎邸で利き酒会を行い、お酒の好きな皆さんにお試しいただきました。
半信半疑で始まった利き酒会。
最後はなるほど、確かに違う!となりました。
ここではあまり説明いたしませんが、ぜひ実体験いただきたく思います。
あのお酒も、この器で飲むとちょっと違う!?
そんな芳醇なお酒の時間をお楽しみいただけたらと思います。
東京という窓口を通して、世界の方々にも日本酒の楽しみ方を寒風陶芸の里からお届けできればと思います!
「はじまりの瀬戸内」(瀬戸内市フェア)
期間:平成28年3月30日(水)~4月5日(火)
10:00~19:00 *4月以降10:30~19:30
場所:日本橋三越本館7階 はじまりのカフェ
*期間中会場では瀬戸内市牛窓町にある「高祖酒造」さんの日本酒「うしまど」を試飲いただけます。