牛窓町長浜に生まれた在野の考古学者「時實黙水」さんにスポットを当てた「黙水さんまつり2016」(主催:寒風ボランティア協議会)が始まりました。
黙水さんは60年間コツコツと史跡の発掘調査を行い、戦後の考古学者の中でも一目置かれた存在でした。
寒風古窯跡群が国の史跡に認定された背景には、黙水さんの地道な努力と内に秘めた情熱がありました。
「寒風陶芸の里」「寒風陶芸会館」の生みの親でもあります。
黙水さんが発掘した1400年前の須恵器と、黙水さんの人脈などが分かる資料等が並んでいます。
お茶席もあり、ゆっくりしていただける内容となってますので、ぜひ足をお運びください!
明日6月12日(日)10:00~備前焼ミュージアム館長の臼井洋輔氏による講演会がありますので、こちらもぜひ!!
見えないところへ心血を注ぐモノづくりの姿勢など、大変興味深いお話をしていただけます。
講演会:「備前焼の真相に秘められたDNA-見えないものを大切にする文化的特質ー」
講師:臼井洋輔先生(文学博士・元吉備国際大学教授・備前焼ミュージアム館長)
参加費:無料(資料代300円)
要予約:寒風陶芸会館0869-34-5680